どうも、八幡です。
2015年9月19日(土)にアニメ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない』の制作陣が送る待望の最新作――劇場版アニメ『心が叫びたがってるんだ。』が公開されました。
あなたはもう見ましたか? 僕は映画が封切られた次の日に観てきました。
やっぱり『あの花』制作陣に青春グラフィティを描かせたら右に出るものはいないなぁとしみじみとそう思わされました。
前作同様今作も笑いあり涙ありの極上の“青春”がそこにありました。
期待を遥かに上回る映画の出来に個人的に大満足です。
ここ最近で観たアニメ映画では断トツで一番面白かったです。
それでは以下「ここさけ」の感想になります。
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ここさけ 感想
映画を見終えた後まず僕が思ったのは“後悔”でした。
劇中で描かれる主人公たちの青春模様が眩しいのなんの。チョー爽やか。
故に自分の高校時代を省みた時、自分は何をやっていたんだと。
マジで貴重な時間を無為に過ごしてしまったと。そう思わずにはいられませんでした。
主人公たちを通して描かれる清く正しい高校生活。
ぶっちゃけ「あぁ、懐かしいなぁ……ほっこり」と思えるシーンがほとんどありませんでした。
なぜならどれもこれも経験したことのないことばかりだから笑
ちなみに僕が懐かしみを感じられたのは……
拓実がDTM研の仲間とオタトークに興じるシーンくらいでした。
いや~今思い返してもホント笑っちゃうくらい冴えない高校生活です笑
と言っても高校生活が楽しくなかったというわけでは全くなく凄く楽しかったです。
が、クラスメイトと殴り合いの喧嘩をしたり委員会や部活に積極的に参加したりともっとこう何事にも一生懸命でありたかったです。※劇中にそういうシーンが出てきます。
斜に構えていることがカッコいいと思っていた当時の自分をぶん殴ってやりたいです笑
結局、傷ついたり失敗するのを恐れているだけじゃねぇかよと。
もうアレですよ、順のことが他人事だとは思えませんでした。終始共感しまくり。
ま、順の場合は最終的にトラウマを克服して殻を破ることができたわけですが。
高校時代、自分にも順における拓実のような存在がいたら……あ、いや、当時の自分は相当捻くれていたからなぁ。そんな存在がいたとしても変わろうとは思わなかっただろうなぁ。
とにかく自分の世界を壊されたくなかったんですよねー
ヤバいです、さっきから自己嫌悪が止まりませんorz
取り敢えずこれから映画を観に行こうと思っている僕のように冴えない高校生活を送ったという方、気をつけてください。
おそらく後悔の渦に胸をグッサグサと抉られると思います。ですから、しっかりと心の準備をしておきましょう笑
一方、高校生活を謳歌できたという方は懐かしいその感じに心が凄く温かくなると思いますよ。
また、現役の高校生やこれから高校生になる人は貴重な高校生活を無為に過ごして僕のように後々後悔しないためにも、この映画を観に行くことを強くオススメします。
なんかこう凄く勇気をもらえるはずです。
この映画は物語が分かりやすくてもの凄く綺麗にまとまっています。めっちゃ完成度高いです。
ですから、どんな方が見ても何かしらのメッセージを受け取ることができるのではないでしょうか。
僕の場合、それ故に心が濁りに濁っちゃいましたが笑
冴えない高校生活を送った20代半ばの男には少々辛かったですが、その辛さがクセになるというかなんというか。痛いけど気持ちいみたいなそんな感じです笑
こういう淡く切ない――こう思春期のエネルギーに満ち溢れたリアル路線の青春作品を観るたびに青春への憧れがより一層強くなるという笑
もう自分の青春は返ってこないというのに。僕のないものねだりはまだまだ続きそうです。
いや~ホント面白い映画でした!
今後も胸を抉られながら光り輝く青春を疑似体験していきたいと思います。
僕もこんな甘酸っぱい経験したかった!!!!(本音)
あと、順役の水瀬いのりさんの演技がめちゃくちゃ良かったです!
以上、「ここさけ」を観た感想でした。
それでは失礼します。