どうも、八幡です。
RBAのビルドを始めて1ヶ月。
これまではRBAに付属してくるプリメイドコイルしか使って来なかった僕ですが、先日ついに初めて自分でコイルを巻きました!
初心者からすると自分でコイルを巻くっていうのはだいぶ勇気がいる行為じゃないですか? RBAのビルドを始めてみたは良いもののなかなか手を出せずにいるっていう方も結構多いと思います。
かくいう僕も取りかかるのに1ヶ月かかりましたからね笑
でも、実際にやってみると案外簡単ですし何よりビルドの醍醐味というか奥深さみたいなものをいまいちど実感することが出来ました。
vapeの真の魅力に気づかされた感じ?とでも言いましょうか、まぁ何はともあれコイルを巻くのもめちゃくちゃ楽しいですよ(#^.^#)b
今回は(自分自身やり方をいまいちど整理するためにも)まだコイルを巻いたことがないっていう方向けにコイルの巻き方を詳しく紹介していきます!
Contents
コイルを巻くために用意するもの
・コイルジグ
・ワイヤー
・ニッパー
以上の3点ですが、COIL MASTER DIY KIT v3を1つ買えば一式全て簡単に揃えることが出来ます!
ワイヤーを何回巻いたら何Ωのコイルが出来るの?抵抗値の計算にはコイルシミュレーター「COIL TOY」がおすすめ!
慣れてくれば感覚で分かるんでしょうけど、最初の内はましてや初めてとなればなおさら、ワイヤーを何巻きしたら何Ωのコイルが出来上があるかなんてのはこれっぽっちも検討が付きませんよね(^_^;)
ですがそれもコイルシミュレーター(無料ウェブツール)の「COIL TOY」を使えば僕のようにコイルを巻いたことがない初心者でも求めたい抵抗値に必要なワイヤーのラップ数を簡単に割り出すことが出来ます!
たとえば今回僕はシングルデッキであるRECURVE RDAのコイルを作ったのですが……
24ゲージの単線カンタルワイヤーでコイル径3mmの0.5Ωのマイクロコイルを一つ作りたいと考えた時の「COIL TOY」の設定方法は以下の通りになります。
Material:ワイヤーの素材※
AGW:ワイヤーのゲージ数(太さ)※
Diameter:コイル径
Spacing:巻いた時のワイヤー同士の隙間(マイクロコイルを作る時は0にする)
Type:シングルコイルorデュアルコイル/巻き終わりの向き
※ワイヤーの素材とゲージ数は以上のようにワイヤーリールの表面に明記されています。
Free length : 巻き終わった後のワイヤーの長さ(コイルの足の長さ)
Resistance? : 両端に抵抗があるワイヤーを使用するかどうか(ここはyesを選択してください)
TARGET RESISTANCE:求めたい抵抗値
と、以上ように「COIL TOY」に必要な情報を設定してくと……
画像をご覧の通りRESULTS欄に以上の条件で0.5Ωのコイルを作るために必要なワイヤーのラップ数が算出されます。
また、その隣のVIEW欄にはワイヤーを巻き終った後のコイルのイメージ図が表示されます。
ちなみにRESULTS欄にある(ラップ数以外の)その他の項目の意味は以下の通りになります。
Resistance:抵抗値
Coil length:コイルのサイズ
Coil volume:コイルの容量
Wire length :コイルを作るために必要なワイヤーの長さ
Wire mass :ワイヤーの重さ
Heat capacity:許容熱量
RESULT欄には色々な項目が並んでいますが、ここではワイヤーのラップ数とコイルを作るために必要なワイヤーの長さだけを押さえておけばOKです。
コイルを巻いてみた!
コイルジグは本体とヘッド、クルーという3つのパーツから構成されています。
コイルを巻くに当たってまず最初に押さえておきたいポイントはクルーとヘッド――両者のサイズと関係性。
というか、これさえきちんと理解しておけばワイヤーを巻くこと自体は凄く簡単です!
COIL MASTER DIY KIT v3に付属されているクルーは6本ワンセットになっています。
クルーの頭に振られている数字はコイル径を表しているのですが、数字が15なら1.5mm、数字が40なら4mmという意味になります。
なお、COIL MASTER DIY KIT v3に付属されているクルーは5mm刻みで1.5mm~4mmまでのコイル径に対応しています。
たとえば3mm径のコイルを作りたい場合は……そうです、30と数字が振られたクルーを使えばOKってことです!
一方、COIL MASTER DIY KIT v3に付属されているヘッドは3本ワンセットになっています。
ヘッドの両端にはそれぞれ異なる数字が振られているのですが、これはクルー同様、コイル径を表しています。
最後に両者の関係性についてになるのですが、3mmのクルーを使う場合は3mmのヘッドを使うと言った感じにコイルを巻く時はクルーとヘッドのサイズを一致させなければいけません。
以上の通り両者のサイズ(数字の意味)と関係性をきちんと理解しておけば、上でも言いましたが、以下の手順通りにワイヤーを巻けば簡単にコイルを作ることが出来ます。
コイルジグ本体からキャップを外してキャップにクルーをセット。
そうしたら再びコイルジグ本体にキャップを付け直します。
次にキャップに空いている穴からワイヤーを通します。
そうしたらクルーにヘッドを被せて(ヘッドの)出っ張りにワイヤーを引っかけながらヘッドをクルクルと回すと……
このように綺麗にコイルを巻くことができます。
※ワイヤーの長さですが、「COIL TOY」で算出された数値よりも+3cmぐらい長めに取っておくと巻きやすい上にコイルをデッキにセットする時の微調整が楽です。
また、折れ曲がったコイルの足は……
クルーに再びコイルを差して曲がった部分を指で摘んで均せば簡単にピンと真っ直ぐになります。
足が曲がっていると、コイルをデッキにセットするのが難しいのでこの工程もお忘れなく!
最後に巻いたコイルのΩ数はというと……
0.65Ωと狙っていた05Ωよりも若干高く出てしまいましたが、「COIL TOY」で算出される数値はあくまで目安なのでまぁまぁな結果かなと言ったところですかね。ですよね?(^_^;)笑
以上、コイルの巻き方でした。
コイルの巻き方・まとめ
いかがでしたでしょうか?
・コイルを巻くために必要なものはCOIL MASTER DIY KIT v3を1つ買えば一式全て簡単に揃えることが出来る。
・「COIL TOY」を使えば求めたい抵抗値に必要なワイヤーのラップ数を簡単に割り出すことが出来る。
・クルーとヘッドに振られている数字はコイル径を表している。30→3mm
・ワイヤーを巻く時、クルーとヘッドのサイズは一致してないければならない。
・ワイヤーの長さは「COIL TOY」で算出された数値よりも+3cmぐらい長めに取っておくと巻きやすい上にコイルをデッキにセットする時の微調整が楽。
以上です。
自分で巻いたコイルで吸うリキッドはプリメイドコイルで吸った時よりも美味しいです笑
もちろんそれは気のせいなんですが、でもそう感じられるのはやっぱりコイルを巻いた分だけRBAをビルドする楽しさが美味しさに上乗せされたからなのかな?とかって自分では思っています。
なので、まだコイルを巻いたことがないっていう方は是非ぜひ今直ぐにでもチャレンジしてみることをおすすめします。
そうすればRBAをビルドする楽しさがより一層深まりますよ!(*^_^*)b
それでは失礼します。
今回コイルを巻いたRECURVE RDAの当ブログレビュー記事はこちら
・RECURVE RDAをレビュー!初心者がRDAを初ビルド!【WOTOFO】
初めてコイルを巻くのであればRECURVE RDAのようなシングルデッキのRBAがおすすめです。