どうも、八幡です。
今回は沼田市に100以上ある坂道の中からとりわけ交通量が多く、段丘上にある中心市街地と段丘下にあるそれ以外の地域を繋ぐ――いわば沼田市の主要坂道である「榛名坂」「瀧坂」「遊覧坂」
この3つの坂道を散策時の写真と共にご紹介したいと思います。
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タモリが惚れた街・沼田市
坂道や地形、地図に造詣が深いタレントのタモリさん。
そんなタモリさんが数年前ご自身が司会を務める『笑っていいとも!』のとあるコーナーで「今まで1番感動した場所は?」という質問に対して「群馬県沼田市の河岸段丘」と答えたそうです。
※河岸段丘とは平地と崖が交互に連続する階段状になった地形のことです。
江戸時代にはその険しい地形を利用し段丘上に沼田城が築かれました。
くわしくはこちらへ
――高校生の頃。
地理の教科書で見かけたそれに一瞬で魅了されたというタモリさん。
大学進学の際、福岡から東京へ上京してきた折にまずしたのが沼田市の河岸段丘を見に行くことだったそうです。
沼田市の地形は河岸段丘の代表例として地図帳や地理の教科書に多く掲載されているんだとか。
結構有名だったんですね。地元民でありながらそんなこと全く知りませんでした。
どうか僕の浅学をお許しくださいませ笑
まぁなにはともあれ、タモリさんのような著名な方に地元を絶賛してもらえるなんてホント嬉しい限りです^^♪
また、沼田市はその地形上、坂道が多い街としてもめちゃくちゃ有名です。
現在は絶版のためなかなかお目にかかることはできませんが『沼田の坂』という本が出るほど沼田市は坂の多い街としても有名なんです!
河岸段丘とは?
河川の中・下流域に流路に沿って発達する階段状の地形である。河成段丘(かせいだんきゅう)ともいわれる。
平坦な部分と傾斜が急な崖とが交互に現れ、平坦な部分を段丘面(だんきゅうめん)、急崖部分を段丘崖(だんきゅうがい)と呼ぶ。段丘面は地下水面が低く、段丘崖の下には湧水が出ていることが多い。
引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B2%B3%E5%B2%B8%E6%AE%B5%E4%B8%98
地形が段々になっているのが分かりますでしょうか。
このように段丘崖部分には多くの家が立ち並んでいます。
タモリが絶賛した河岸段丘の街・沼田市の坂道3選!
タモリさんいわく
上り坂には、見えない先への期待と不安がある。
下り坂には、見通しへの爽快感や優越感がある。参照元:つぶやきコミューン
また、タモリさんは自身の著書『タモリのTOKYO坂道美学入門』で坂道を鑑賞するポイントとして、
勾配の具合
湾曲のしかた
まわりに江戸の風情をかもしだすものがある
名前に由来、由緒がある引用元:wikipedia
以上の4つを上げています。ご参考までに。
それでは『榛名坂』『瀧坂』『遊覧坂』のご紹介に移りたいと思います。
僕は下り坂より上り坂派なので今回撮影した写真は基本的に上り坂となっております笑
榛名坂
歩道がきちんと整備されているので非常に歩きやすいです。
瀧坂
今回僕は「旧」瀧坂を行くことにしました。
ちなみにこの階段……
沼田駅から中心市街地にある学校に通う学生は毎日これを……。
めちゃくちゃ足腰鍛えられそうですよね笑
しかし瀧坂はこれだけでは終わりません!
もはや登山www
瀧坂を上りきった瞬間、達成感みたいなものが湧き上がってきました。
山々の緑あふれる景色が輝いて見えます。
ヤッホー!笑
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遊覧坂
まとめ
以上、沼田市の坂道3選でした。
いかがだったでしょうか?
これは完全に僕の感覚になってしまうのですが……
3つの中で最も勾配がキツかったのが瀧坂。
最も湾曲が多かったのが榛名坂。
最も距離があったのが遊覧坂でした。
晴れた日に沼田市の街並みを目下に眺めながら坂道をまったり歩くのもなかなか良かったですよ。
1日に3つの坂を往復するのはなかなかキツいものがありましたが、あんなに穏やかな時間を過ごしたのはいつぶりでしょうか。
日々のストレスをまるっとリフレッシュすることができました。
また良い運動にもなりました。
後日、両脚が重度の筋肉通に見舞われたのはここだけの秘密です笑
それでは失礼します。