前回の記事で今年は元日に二社参りをしたことをお話しました。
今回はその続編。
今回は友人と一緒に行った群馬県利根郡みなかみ町(旧月夜野町)にある「茂左衛門地蔵尊千日堂」について、ご紹介したいと思います。
また、「茂左衛門地蔵尊千日堂」へは年越しも兼ねて行ってきたので、その時の様子も合わせてご紹介したいと思います。
今年の年越し&来年の初詣の参考にでもどうぞ。
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茂左衛門地蔵尊千日堂
茂左衛門(もざえもん)とは、群馬県民であれば一度は耳にしたことがあるであろう「上毛かるた」の「て」でお馴染みの「天下の義人、茂左衛門」その人物です。
茂左衛門がどう言った人物かというと……
沼田領主の悪政で苦しむ領民を救うために、命を捧げた月夜野の百姓
引用元:ググっとぐんま
上記に「命を捧げた」とあるように、時の将軍・徳川綱吉に沼田領主こと真田信利(さなだ・のぶとし)の悪政を訴えた茂左衛門。その結果、真田信利を領主の座から退けさせることに成功して領民を悪政から救うも――その後、直訴の罪で妻子もろとも磔刑(たっけい)に処されてしまいます。
そのため茂左衛門はこのエピソードになぞらえて、“磔(はりつけ)茂左衛門”という英雄に送るにはなんともアレな異名を持っています。これは藤森成吉(ふじもり・せいきち)という小説家が1926年に著した戯曲『磔茂左衛門』から来ているみたいです。
ちなみに本名は杉木茂左衛門というそうです。
また、地蔵尊千日堂(じぞうそんせんにちどう)がどう言った建物かというと……
地蔵尊千日堂は、後に農民たちが茂左衛門をまつり、千日間の供養を行うために建立したものです。
引用元:ググっとぐんま
今ある建物は1971年に再建されたものみたいです。
ちなみに茂左衛門地蔵尊千日堂では元日に「だるま市販売」が、2月3日の節分に「豆まき」が、春分・秋分の日には「茂左衛門祭り」と言ったイベントが毎年開催されています。
場所
住所:群馬県利根郡みなかみ町月夜野491
TEL:0278-62-2380
駐車場:あり
大晦日・年越しの境内の様子
暖冬とはいえ、夜のみなかみ町は冷えます。
身を切り裂くような凍てつく冷気が僕達の参道を上る足取りを重くさせます。
しかし、参道を上りきると境内の出入り口付近に「月夜野」の文字が入ったパイプテントが。
※友人曰く甘酒の無料配布は毎年恒例のことみたいです。
手のひらから伝わる甘酒の温もり。凝った身体がみるみるうちに解れていきます。
境内の中央ではお炊き上げが行われていました。
その輪に混ざった僕たちは、夜のじじまに響く火がパチパチと爆ぜる音と除夜の鐘の重く低い音、そして、年越しを前に色めき立つ参拝客たちの声をBGMに年越しの瞬間を待ちました。
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おみくじ、その結果は!?
次にやることと言えば、おみじく。
さて、今年の僕の運勢はというと……
あたりさわりねぇなおい!
まぁ取り敢えず今年は欲を出さずに現状維持に努めていこうと思います笑
これまで通り何気ない日常が続きますように。
まとめ
あまり有名なお寺ではないですが、「上毛かるた」になるような偉人が祭られていたりとそれなりに見どころはあると思うので、年越し&初詣に限らず、一度、茂左衛門地蔵尊千日堂に足を運んで見てはいかがでしょうか。
大きいところとは違って境内はそれほど広くないので初詣のたびに歩きつかれるのが嫌だという方にはオススメです笑
あ、そうそうご利益についても調べてみたのですが、イマイチ良くわかりませんでした。
それでは失礼します。